概要
説明
R-Car(H3/M3/M3N)システムオンチップ(SoC)、パワーマネジメントIC(PMIC)、プログラマブルクロックジェネレータの組み合わせで、汎用性の高いソリューションを実現します。 高画質、複数のビデオ・ディスプレイ出力、さまざまなメモリ・インターフェースをすべて1つの設計でサポートするスケーラブルなコックピットおよびインフォテインメント・ソリューションです。
このシステムのメリット:
- 高画質、複数のビデオディスプレイ出力、およびさまざまなメモリインターフェイスをサポートするスケーラブルなコックピットおよびインフォテインメントソリューションを可能にする汎用性の高いシステム
- フレキシブルなクロックジェネレータは、1MHzから350MHzまでの任意のクロック周波数を生成し、1つのデバイスで複数のディスクリートクロック回路を置き換えることができ、BOMコストおよびPCB面積を削減
- マルチコアSoCをサポートし、フルパワーレール管理と複数のスリープモードを統合したフレキシブルな電源で最適化されたシステムソリューションを提供
- R-Car SoC用に検証されたPMICを使用して開発コストと開発期間を削減
製品比較
アプリケーション
クラウド上のラボで利用可能 - PCベースのGUIを使用して、コンフィグとテストをすぐに開始できます。
ラボをクラウド上で起動PMIC
製品
Clock Generator
製品
SoC R-Car H3e/M3e/M3Ne/SIP
製品
Programmable Clock Generator
製品
ビデオ&トレーニング
ルネサスのR-Car製品群はスケーラブルに最適化されているため、高いコストパフォーマンスで機能安全を実現できます。また、メータークラスターシステムとAndroidシステム間の独立稼働を保証します。
ビデオシナリオ
ルネサスエレクトロニクスのギド・ヒルカーです。本日は統合コックピットについてお話しします。
統合コックピットの課題は、1つのECUでクラスタ、ナビゲーション、センタースタックを処理することです。一部のOEMは既に1ECU上への統合を開始しており、コストを削減しつつ、優れたルック&フィールを備えた魅力的なソリューションを提供しています。
このデモはR-Car M3N上で稼働しており、コストパフォーマンスに優れた統合コックピットソリューションであることがご確認いただけます。システムはAndroidがベースとなっており、スマートフォンのレプリケーションにもできるナビアプリであることがわかります。並行して、リアルタイム動作する組込みCPUが、2D描画エンジンを使用して、全面グラフィックのメインパネルを描画しています。
ルネサスは統合コックピットに向け、スケーラブルなR-Car製品群をラインナップしています。また、ハードウェアレベルで分離していることにより、メータークラスターシステムとAndroidシステム間の独立性を保証します。これにより、機能安全にかかる費用と工数を削減できます。最後に、リアルタイムシステムの起動時間がさらに短くなり、クラスタ機能に加え、リアビューカメラ、カーオーディオシステムをすぐに利用できるのも、大きなメリットです。